2009年7月13日月曜日

Google Wave の 制約

waveの中にwaveletがある。
waveletにparticipantとそれぞれの権限を決める。
waveletの中にはdocumentがあり、そのdocumentはxml documentとannotationで構成される。
というわけで、
participant(権限含む)とドキュメントの組みをwaveletととしている。
一つのwaveletがwaveの基本単位です。
waveletの中に複数の権限を持つことができません。
これは、OT(Operational Transform)を過度に繁雑にしないためです。
しかし、これには当然制約も出てきます。
Blip(xml documentの中にある)に、inline blipがあるが、それをまったく隠すことはできない。
また、annotationについても同様で、まったく隠すことはできない。
言い換えると、そのデータ自体をほかのwaveletに保存して(waveletにはparticipantとaccess controlがあるから)、そこに全員に公開したくないデータを置くことができるが、それが存在しているという事実はすべての人に明らかとなる。
これはそれほど大きな問題ではないだろうが、一つの制約と言えるのではないだろうか。
htmlでいえば、リンク先のページはパスワードをかけて見せないようにできるが、どこにリンクが張られているかは隠せないということと同じです。
これでいいのかな?

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